高校球児最後の夏!背番号をもらえなかった君へ その3

高校球児最後の夏!背番号をもらえなかった君へ その3
メンバー発表の日から3日目の今日7/11。本日全国高校野球選手権大会石川県予選の開会式と開会式が終わり次第1回戦が開始されます。
当初はお休みして開会式を観に行く予定をしていましたが、主人も私もさすがに開会式を観に行けるまでにメンタル回復しておらず、仕事に行きました。もう始まったころかなと開会式開始時間になると気にはなるもののどんよりな気持ちは変わりません。
この夏、背番号をもらえなかった君へ その3
息子の野球ノートをこっそり見ているのですが、そこには「自分の役割と、チームのサポートと応援に全力を尽くして最高の仲間と甲子園出場します!」と最後の締め言葉に書いてありました。
本心は悔しくて悔しくて仕方ないと思うのに、私達親よりも強く気持ちも切り替えてメンバーのサポートに回っている内容のノートでした。今回控えピッチャーから外れてしまいましたが、練習では積極的にメンバーのバッティングピッチャーをしているようでした。
こんな風にできる君がすごいよ!でもこう思えるのは公式戦だけではく、普段の練習試合の中で自分が試合に出ているとき、試合に出ていない他の部員からサポートしてもらっていたからこそ、こういった行動ができるのではないかと思いました。
練習試合に出れない部員もたくさんいる中、息子は最後の最後まで練習試合に出て背番号争いの土俵に立てれただけでも立派なことなんだと思います。息子と一緒にスタンドからチームの初戦を一致団結して応援するつもりです。
昨日息子が練習から帰ってくるなり、リュックから出してきて主人ではなく私に「はい、手紙」と言って手渡してくれました。その表情からも少しずつ吹っ切れているように感じました。
その後息子は2日ぶりにダイニングテーブルで一緒に夕飯をとる姿をみて少しほっとしましたが、食べる量が少ないので「もっと食べて」というと「たいして動いてないのに太る」と一言。
確かにメンバー外になると練習量が極端に減ってしまうのでそれを聞くとやっぱり辛い。本来なら大会に向けてたくさん食べてくれる予定だったのに・・・母の気持ちの切り替えはまだ一進一退の状態です。
先ほど、本日の開会式の写真が野球部保護者のグループlineで送られてきました。集合写真に写る息子の顔が面白くない表情。主人からlineが来て「泣きそうな顔や」と・・・
背番号を付けて入場してくる20人の行進の動画も送られてきましたが、見ていても辛いです。最終戦の息子の調子が良ければここにいたかもしれないのに。最終戦の7/7日曜日に雨で練習試合が無くなっていたらどうなっていたのだろうか・・・そんな事ばかり考えてしまいます。
↓息子からの手紙です。
言うまでもなく、この手紙を読んだ私はまた大号泣するのでした。